豊島区児童相談所・一時保護所内への学習支援

YELL for ALLが一時保護所での学習支援を行う理由

下記のような事由からYELL for ALLで当学習支援を実施する。

子どもアドボカシー・子どもの権利について知見、活動を行っている

豊島区において、YELL for ALLでは、「子どもの権利」の遵守、「子どもアドボカシー/子どもの意見表明支援」を行ってきました。特にYELL for ALLで大切にしている「子どもとの関係性の構築」において、学びを通して、一時保護所にいる子どもたちの気持ちの吐き出しや未来への希望、キャリアへの視点が生まれることを期待しています。

学びにおけるノウハウ

YELL for ALLでは、全体を通して、学習はしなければならないものではなく、自ら必要な時に学びを求めるように促してきました。一時保護所での学習についても同様で、私たちとの時間を通じて、何か「できた」「やってみたい」を作ることをこの会でもできたらと思います。

準備

事前知識

児童相談所という言葉はニュースなどでも聞いたことがあるかと思います。まず豊島区児童相談所の役割について、豊島区児童相談所のページを見てください。

また下記の視点も踏まえて活動に望みましょう!

実施の流れ

実施については下記のようにしてください。

        flowchart TD
    A((17:30前到着)) --> B[児相玄関インターフォン]
    B --> C["「保護所に学習支援にきた」旨を伝達"]
    C --> D[横山係長または田中係長への対応依頼]
    D --> E[学習室へ移動]
    E --> F[児童対応・学習支援実施]
    F --> G[児童対応終了]
    G --> H[菅原または伊藤と振り返り実施]
    H --> I{報告事項の確認}
    I --> J[児童の様子・学習進捗報告]
    I --> K[児童からの意見表明報告]
    J --> L((終了・退所))
    K --> L
    

児相の部屋の外への移動

学習支援実施中にお手洗いやトラブル等があれば下記のようにしてください。

        flowchart TD
    A[児童からトイレの要望] --> B[菅原or伊藤が外待機の保護所職員に許可申請]
    B --> C{職員による許可確認}
    C -->|許可| D[職員確認の基、児童をトイレへ誘導]
    C -->|不許可| E[児童に状況説明]
    D --> F[児童トイレ使用]
    F --> G[職員と共に学習室へ戻る]
    G --> H[学習支援再開]
    E --> H
    

一時保護所についての説明

以下は一時保護所での説明時に受けたまとめです。

一時保護所とは

  • 本来は保護期間が2ヶ月と法律で決まっている

  • 実施は問題解決がはかれないことや退所後に子どもの安全が確保できず、入所が長くなるケースがある

  • 一時保護所において、子どもの行動制限がかかる施設である

一時保護所の退所後について

  • 施設入所ができないことが多い よくある退所先

  1. 自立支援施設:旧教護院と呼ばれており、主に非行ケースの子どもに対する施設で、施設内に学校がある。

  2. 児童養護施設:原則的には、地域の学校にいく。少人数での集団生活を送る。

課題

  • 施設に空きがない、施設の入所まちが多い

子どもに関わる際の注意点

  • 普通に育っている大人が経験していないことを経験しているので、したたかで上手だったりする。

  • 普通の大人以上に上手、用心してほしい側面がある。

  • 表面上は甘えん坊だったりだけど、大人顔負けの一面もある

児童相談所における学習支援実施の制約・注意事項

個人情報については明かさない

子どもの個人情報について聞かないこともですが、みなさん自身の情報も明かさないようにお願いします。具体的には。。。

  1. 名札をつけない

    • フルネームでは伝えない。保護所職員も名前、または苗字で名乗っている。

    • ニックネームでも可

  2. 金品や物品をあげない

  3. 約束はしない

  4. 個人を特定できることは言わない。具体的には・・・

    • 住んでいる場所

    • 所属している大学名

参考:

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